‘演歌界の少女時代’セブンサイズ、実力派メンバー補強‘期待満開’

例によって基本的に自動翻訳(+多少の脳内補完)でございます。
翻訳元記事:http://news.joins.com/article/240/4114240.html?ctg=15



7人組ガールグループ7size(セブンサイズ)がメンバー整備とともに新しいシングル活動のために飛躍している。


2009年9月に結成されたセブンサイズは国内最初のネオ演歌グループを標ぼうした。 デビュー当時爆発的な反応と共にイベント・放送報道機関インタビューなど多くのスケジュールを消化したセブンサイズは中国のある放送会社を通じて海外に紹介されたほど。


メンバー交替とともに空白期を持ったセブンサイズは以後新しい実力派メンバーらを補強して来る5月二番目のシングルアルバムを公開する予定だ。


一日10時間以上の踊りと歌の練習に余念がないというセブンサイズの新しいメンバーらは舞踊、ダンス専攻者、日本で活動した前職モデル、4か国語堪能者など全国規模の難しいオーディションを通じて厳選された精鋭メンバーらが選ばれた。


セブンサイズの所属会社は“今回の新しいアルバムはデビューシングルの演歌要素を捨ててポップ、ダンス、モダンロックなどジャンルを問わず真のガールグループの姿を見せる予定”と明らかにした。


また、セブンサイズの所属会社TGNエンターテイメントのパク・ヨンシク代表は“今後も粘り強い練習と努力を通じて各種音楽プログラムと芸能プログラムにも挑戦する”、“現在、大学イベント、地域祭りなどのオファーが1順位に入ってきている”と説明した。


地域祭りから頑張っていってほしいですね!
7sizeのファンカフェ→ http://cafe.naver.com/7size





動画あまり見つからない…

女性アイドル,無条件に美しくてこそ生きる?

例によって基本的に自動翻訳(+多少の脳内補完)でございます。
翻訳元記事: http://stoo.asiae.co.kr/news/stview.htm?idxno=2010041107593719693

女性アイドルグループで成功するためには何が必要だろうか。 人形のような美しい容貌,あふれる浮気心,長い腕と脚とスマートなスタイル,歌およびダンスの実力の他にも必ず整えなければならない必須要素がある。 まさに‘美しいイメージ’だ。


アイドルグループの過去レコードタイトルとコンセプトを見ればファンたちの反応が克明に変わったことが分かる。 美しくてセクシーなイメージを強調した時期には大衆の支持を得て人気を集めたが‘強いコンセプト’に出た時期は敬遠された。


ミニ3集アルバム‘ルパン’で多くの愛を受けているKARAはデビュー初期の頃はそれほど注目されていなかった新人ガールグループだった。 ワンダーガールズ,少女時代などと共に大きい授賞式舞台に立つ程所属会社DSPエンターテイメントの全面的な支援があったし,第2のピンクルという期待も受けたが結果はあまり良くなかった。


KARAの最も大きい問題はコンセプトであった。 1集アルバム‘ Blooming’のタイトル曲‘ break it’を消化するために彼女たちはブラックスーツ姿にカリスマあるダンス,きつい表情を消化した。 10代後半の幼い女の子たちで構成された新人グループにこういう姿は重く見られた。 曲自体もとても強い感じだ。 ファンキースタイルのダンス曲‘ break it’は‘永遠に憎むよ’,‘一度で君を素敵に満ちてしまうの’等女性が男性と離別して呪いに近い毒舌を込めている。


このような彼女たちが新しくメンバーを補強して非常に可愛らしい美しい姿に戻った。 タイトル曲‘ Rock U’を歌ってパステルトーン衣装で可愛気を精一杯誇るとミニ2集アルバム‘プリティーガール’,正規2集 WANNA(ワーナー)とミスターなどで大韓民国の男心をひきつけた。


‘国民アイドル’ワンダーガールズもやはり同じだ。 パク・チニョンが育てた最初の女性グループとして話題を集めたワンダーガールズは最初のシングルアルバム‘ The Wonder Begins’のタイトル曲‘アイロニー’でデビューした。 だが彼女たちのデビュー成績が当初期待したよりもはるかに低くてバブル論議がおきた。


アイロニー’で活動する時ワンダーガールズはスクールガールコンセプトであった。 制服を連想させる服装で特有の可愛気を表に出すところまでは良かったが、恋人が浮気をしたという歌詞に強いテンポの曲,パワフルなダンスの組合わせは言葉どおり ‘アイロニー’であった。


シングルアルバムに続き発表された正規1集アルバムでワンダーガールスは初めて本来の姿を見せた。 特にタイトル曲‘ Tell Me’は韓国を越えて全世界的な愛を受ける程一つの文化コードとしての地位を占めたし,この曲を通じてワンダーガールズは女性アイドルグループ序列の1位に堂々と名前を上げた。


それでは少女時代の場合はどうだろうか。 デビューの時から‘少女’イメージで大衆に刻印された少女時代は今まで可愛く溌刺とした曲を主に歌った。 最初のシングルアルバム タイトル曲‘また会った世界’から歌手イ・スンチョルの同名の曲をリメークした‘少女時代’,‘ Kissing You’,‘ Baby Baby’等その年齢と同じ年頃に合う音楽を消化した。


何より外せない曲は昨年発表されるやいなや全国を強打した最初のミニアルバム タイトル曲‘ Gee’だ。 この曲は可愛いダンスで人気を呼んだりもしたがカラフルなスキニージーンズに半袖ティーシャツ姿の少女時代に多くのファンたちが熱狂した。 引き続き発表された‘願いを言ってみて’や‘ Oh!’もやはりファンたちの愛を受けて歌謡プログラム1位を一人占めした。


だがファンたちはまだ‘悪い女’コンセプトの少女時代を見たくないようだ。 ‘ブラックソシ’で発売前から大きい反響を起こした2集リパッケージ アルバム‘ Run Devil Run’が期待ほど良い結果を出せずにいる。 悪い男に送る警告を率直でよどみない単語で表現したという‘ Run Devil Run’の歌詞は‘これ以上見てられない蹴飛ばしてあげる’,‘あなたそんな風に大きくなって何になるの’等今までの少女時代が歌った曲とは全く違った感じだ。 もちろん天安艦事件で歌謡プログラムが続けて放送休止になるなど悪材料があったが、過去に少女時代が出したアルバムに対するファンたちの反応とは非常に異なる様相に流れている。


このような状況と関連して,あるネチズンポータルサイトのコメントを通じて“まだ韓国のファンたちは女性アイドルには美しくてセクシーな姿だけを見せてほしいようだ”、“悪い女コンセプトより可愛い姿がもっと良い”と発言したりもした。


僕自身もどちらかというとこの記事で肯定的に捉えられているタイプのイメージが好きなので、こういう事をこれほどストレートに言ってくれるのは嬉しかったりするんですが、一方で、じゃあ何故わざわざ分かりきった「安牌」を捨てて異なるタイプのイメージを表現しようとする試みが絶えず続けられるのか?ということについても考える必要があると思うんですよね。
実際には単純に「どちらが良いか?」で片付けられる問題ではないというのが難しいところです。

現在のK-POPならびに音楽配信市場における「アルバム」という形態の限界と変容の可能性について

リリース形態の多様化=「アルバム」の細分化

K-POPを聴き始めて自分がおもしろいなあと思ったことの1つに韓国の音楽業界の独特の慣習というかシステムの存在があります。こちらで簡単に解説されています。
http://www.musicnet.co.jp/close_up/kpop/index4.html
その中でもとりわけ興味深かったのが、これまで"シングル"のリリースはほとんどなかったという点です。歌手は基本的に"アルバム"のみをリリースしてそこから「活動曲」、その後に「後続曲」をピックアップして歌番組などで披露するというのが従来の定型的な活動の形式であったようです。


とは言いつつも、僕がK-POPを聴くようになった時期には既にとっくの前にそのような定型的な形式は絶対のものではなくなっていて、当然のように「ミニアルバム」、「シングルアルバム*1」、「デジタルシングル(オンラインのみ)」といったものがありました。
この他にも例えばGavy NJの4集のように正規アルバムを2枚のミニアルバムに分割*2してリリースするという形態があったりと、とかくいろいろなリリース形態があって今はかなり混沌としているなあという印象です。


ではなぜ従来の定型的な形式が絶対ではなくなったのかというと、そこにはやはり近年の音楽配信という新しい流通経路(オンラインリリース)の拡大・一般化という要因があるのでしょう。
「デジタルシングル」なんていうものはオフラインリリースに比べて限りなく流通コストが低いオンラインリリースだからこそ可能になった小回りの効く形態であるし、結局のところ、オンライン先行で短いスパンで音源をリリースすることが容易になったことが、伝統的なオフラインの"アルバム"というフォーマットを細分化することにつながっていったということだと思います。
ちなみに、このリリースならびに活動のサイクルの短縮化が、作り込み不足・準備不足による楽曲やパフォーマンスのクオリティーの低下を招いているのではないかというような批判も韓国のニュースサイト等でしばしば見かけますが、それはやや方向性の異なる話になりますし、いわゆる「オーソドックスな」形式で回っていたらしい時代のK-POPについて僕はよく知らないので、ここではその話には特に触れません。

「リパッケージアルバム」というトレンド

こうしたリリース形態が多様化している状況の中で、ちょっと前に「リパッケージアルバム」というリリース形態が1つの注目すべきトレンドとして話題を集めました。
SNSD、T-ara、2AMといった人気アイドルグループが立て続けに「リパッケージアルバム」という形態でリリースを行ったためです。
僕が韓国のニュースサイトで目にしただけでも、「リパッケージアルバム」を主題とした批評記事として以下の3つのようなものがありました。


アイドルのリパッケージ アルバム発売熱風,その理由は?
参考:http://kpoptopics.tumblr.com/post/441197408

‘リパッケージ’全盛時代,アイドルが導く
参考:http://kpoptopics.tumblr.com/post/472511431

リパッケージ アルバム,レコード市場さらに萎縮させる
参考:http://ameblo.jp/hirachanpe/entry-10491771807.html


日本のK-POPを扱うブログでもこのような考察記事がありました。
「リパッケージアルバム」をめぐる雑感 - steel-sheepの芸能コラム


「リパッケージアルバム」は、最近の傾向を見る分には基本的に「既発のアルバムに新曲を2,3曲ほど追加して、装丁などビジュアル面も一新したアルバム」という形でリリースされることが多いようです。*3
「リパッケージアルバム」がトレンドになっている理由については上記の記事の中でいろいろと考察されているわけですが、ここで改めて確認しておきたいのは、単純に新曲をリリースしたいのであれば、別に「ミニアルバム」なり「シングル」なりの形式をとっても良いはずなのに、どうして新曲が「リパッケージアルバム」という形態でリリースされなければいけないかという点についてです。
結論から言ってしまえば、従来のアルバム活動における「後続曲」の位置付けに代替されるものとして「リパッケージアルバム」における新曲の存在があるから、ということになります。
ここでもやはり背景には音楽配信市場の台頭という事情が関連しています。オンラインにおいてはアルバムという枠組みはオフラインに倣う形で一応維持されているものの、アルバム単位で音源をまとめて購入することは必然ではなく、アルバム内の各トラックを個別に購入することも可能になっています。そのため、最近では「活動曲」以外のアルバム内の楽曲に関しても、出来の良い曲はアルバムの発売と同時に「単独で」クローズアップされて早々に消費されがちな傾向にあります。
このことが、オーソドックスな「後続曲」活動が成立しにくい1つの要因となっています。「後続曲」として選ばれるような曲は、多くの人にとって「後続曲」活動を始めるような頃には既に飽きられて新鮮味のないものになってしまっているのです。
そのため、従来の「後続曲」活動に代わる方式として、歌手に対する関心を維持し、かつ、新たな話題を作ることもできる「リパッケージアルバム」の新曲による活動という方式が多くとられるようになっているのです。
既発の「アルバム」と独立したものとして新規に「ミニアルバム」「シングル」のリリースを行わなず、あえて「リパッケージアルバム」をリリースする背景には、これがすべてではありませんが、このように「アルバム単位での活動」という従来的な韓国の音楽業界の活動の形式の枠組みを維持するためという側面があります。


この「リパッケージアルバム」というトレンド、見方によっては非常にアイロニカルな面があるところが興味深いです。
なぜならば、「アルバム単位での活動」という枠組みを維持するために用いられている手段が、結果として従来的な「アルバム」というフォーマットを変容させているようにも思えるからです。


もし「アルバム」というフォーマットが単なる楽曲の集合体ではなく、1つの「作品」であるという「神話」を信じるならば、「リパッケージアルバム」というものに触れた時に考えることの1つが、「オリジナルとリパッケージのどちらが正統な作品なのだろうか?」ということではないでしょうか。
リパッケージが正統な作品であるならばオリジナルは未完成な作品だったのか?
オリジナルが正統な作品であるならばリパッケージは単なる蛇足なのか?
後から追加された新曲が「ボーナストラック」ということであるならば当然このような問題は生じないのですが、「リパッケージ」であるが故に「作品性」という観点から両者の比較を行った場合どうしても正統問題は避けて通れないように思われます。


しかしながら、そもそもそのような問題の立て方自体、2つのアルバムがそれぞれ完結した個別の作品であるという認識が反映されたものであるということを自覚することが必要です。
実際、物理的な2つの「パッケージ」を目にするとその2つのアルバムをそれぞれ個別の「CD」であるとみなしてしまいがちです。
「CD」という「パッケージ」はそれ自体「静的」なフォーマットなので。
けれども、先に見た「リパッケージアルバム」の位置付けというものを鑑みれば、「オリジナル」と「リパッケージ」の関係というのは、同じ時間軸上の異なる位置に存在しているだけであって作品としての同一性は共有しているものであるという見方も可能です。
つまり、「アルバム」が「静的」なフォーマットであるという認識を強く持つならば2つの作品は個別の作品ということになるし、「アルバム」が「動的」なフォーマットであるという認識を新しく持つならば作品としての同一性を2つのものの間に見出すことが可能になります。


現在に到るまで、「アルバム」というフォーマットは主にレコード・CDという物理的な「パッケージ」に規定される形で流通してきているので、基本的には「静的」なものとして存在していると言うことができるでしょう。
ところが、「リパッケージアルバム」は物理的には従来的な「静的」なフォーマットをとっていながらも、一方で内容的には「動的」なフォーマットの存在を暗示しているというある種の矛盾を内包した形態になっています。


このようなアイロニカルな面のある「リパッケージアルバム」という形態でのリリースが現在トレンドになっていること自体が、実は今後のK-POPにおいて「アルバム」がより「動的」な方向へと変容していくことへの前触れになっているのではないかという気がしないでもないのです。

音楽配信市場における「アルバム」の在り方

今や全世界的に音楽配信という流通経路が一般化して、特に従来のシングル市場はかなりの部分そちらの方に移行しちゃっているんじゃないかという印象がありますが、一方でアルバム市場に関しては依然としてオフラインの方も強い存在感を維持している印象があります。というか、アルバム市場に関しては基本的にオフラインがまず念頭にあって、オンラインの方はついでに配信しているだけという感じだと思います。
アルバム市場がなかなかオンラインメインにならない理由は、極論を言ってしまえば「アルバムという形をとる必然性がないから」でしょう。
オフラインにおいては「アルバム」はCDという1つの物理的な「パッケージ」として存在しますが、オンラインにおける「アルバム」はただオフラインの形を模倣するという形で楽曲がまとまったものにすぎず、しかも楽曲ごとにバラ売りもされているので、「アルバム」という枠組みは一応存在はするもののオフラインに比較すると圧倒的に存在感が薄いと言えます。
だからこんな揉め事が起こったりするわけです。


アルバム曲の個別ダウンロード禁止、ピンク・フロイドがEMIに勝訴 国際ニュース : AFPBB News

【3月12日 AFP】英ロックバンド、ピンク・フロイドPink Floyd)がアルバムの収録楽曲のインターネットでの個別販売をめぐって英音楽レーベル大手EMIを訴えていた裁判で11日、ピンク・フロイド側が勝訴した。

 英高等法院は、EMIとピンク・フロイドとの契約の中に、「アルバムとしての芸術的な完全性を保持する」ことを定めた条項があることを指摘。この制限に基づいて、EMIはアルバムに収録された楽曲についてはバンドの承諾なしに1曲ずつ個別に販売することはできないと認定した。(c)AFP

この案件においてピンク・フロイド側の主張するところは十分理解できますし、僕自身曲がりなりにも「アルバム」というフォーマットの「作品性」を信じている人間なので、彼らの作品に限らず、もともと「アルバム」という形で存在していたものは「アルバム」単位で聴くというのが望ましいのだろうなあとは思います。
けれども、より突き詰めた考え方をしてしまうと、彼らの製作した作品自体がそもそも収録時間やA面が終わったら引っくり返してB面へといったLPレコードの物理的なストラクチャーに依存・規定されているもののはずで、それが全く制限事項が異なるストラクチャーに移行した時点で「アルバムとしての芸術的な完全性を保持する」ことはとっくに不可能になっています。「アルバムとしての芸術的な完全性」とやらはおそらくオリジナルのLPレコードでしか再現され得ないものでしょう。
アルバム単位で聴くかどうかは聴く側の自主性に任せればいいことで、わざわざ個別販売という形を制限する必要があるのかどうかということについては正直なところ疑問です。
先にも述べたように、音楽配信市場においては別に「アルバム」というまとまりで楽曲を販売する必要性などどこにもないのです。
だから、もし「アルバム」という形で作品の「完全性」を保持したいのであれば、単なる制限というネガティブな方向性でそれを実現しようとするのではなく、音楽配信市場に適合する何らかの新しいフォーマットを提示するという方向性であってほしかったというのが僕のこの件に対する率直な感想でした。


と、そんなことを考えている時にこんな記事を目にして驚きました。同時に可能性を感じました。


音源市場流通構造変わる…’スマートフォン アルバム’時代
参考:http://kpoptopics.tumblr.com/post/479200464


記事タイトルだけを見ると、スマートフォンアルバムが音源市場の新しい流通経路として加わることが画期的であるような印象を受けますが、そうではありません。流通経路自体は従来の音楽配信の亜種のようなものなので、さほど画期的ではない気がします。
より重要なことだと思うのは、この「スマートフォンアルバム」という形態によって従来の「アルバム」というフォーマットが「アプリ」というフォーマットへと置き換えられている点です。
中でも特に注目したいのはこの部分。

だが’スマートフォン アルバム’は音源だけでなくミュージックビデオと写真も共に提供して,アップデートを通じて多様な応用サービスが可能だ。


まず、「スマートフォンアルバム」は音源のみならず、その他の様々なコンテンツが一体となった統合的な環境であるという点。従来的なアルバムのフォーマットを維持するにとどまらず、今まで以上に様々な面から作品の世界観を作り込むことが可能になっています。


さらには、アップデートを通じて進化するものであるという点。
この点は、少し前に触れた「リパッケージアルバム」の話とつながってくるのですが、「スマートフォンアルバム」という形態においてはもはや「アルバム」は決して「静的」なフォーマットではないのです。
アプリ内の情報は絶えず更新されていく可能性がありますし、「リパッケージ」のような試みもアプリのアップデートで可能になります。
作品としての同一性を共有しているという観点から考えれば、むしろ「リパッケージ」は物理的なパッケージのリリースではなく、本来このようなアプリのアップデートという方法で行われるべきではないだろうかとも思います。


実際にこの「スマートフォンアルバム」という形態がうまいこと軌道に乗って普及するのかどうかということに関してはよく分かりません。スマートフォン市場の勢力図なんかも関係してくることですし。
ただ、従来の「アルバム」というフォーマットを補完できる可能性がある1つのフォーマットということで注目する価値は十分にあるのではないかと思います。

まとめられない

以上、音楽配信市場の拡大という背景を共通項として、現在のK-POPにおけるリリース形態の多様化、リパッケージアルバムの流行、スマートフォンアルバムの登場といった特徴的なトピックについて思うところをなんとなく書いてみました。
全然頭の中がきちんと整理されていない文章で申し訳ございません。
とりあえず現在のK-POPは市場的にも現在進行形で新しいことが次々と起こっていておもしろいです。
過去の縮小再生産のようなことが延々と繰り返されて次第に高まる閉塞感しか感じられない文化にうんざりしている人には、なにかよく分からないけれども今までに見たことのない新しいことが起こりそうな気がする現在のK-POP(特に女子アイドル)おすすめですよ。

*1:実質「マキシシングル」。ニュース記事などで時々この表記を見かけますが紛らわしいと思います

*2:「サイドA」と「サイドB」という形態はLPレコードの構造に対するアナロジーにもなっているところがおもしろい

*3:これにも例外が多々あり、場合によっては曲が入れ替えになったり、変わったところではBEGの3集のように何故かアペンドディスク的なものがリパッケージという名目でリリースされている例も見られます

そろそろ韓国女子アイドルも百合的な視点から注目されるべき

じゃないかとなんとなく思っていたんですが、しばらく前にこの記事を見てその確信が深まりました。


少女時代メンバー「盗撮」撮ったジェシカフォン「どこへ?」(韓国語記事)
参考:http://kpoptopics.tumblr.com/post/472475996


少女時代ジェシカの独特の習慣が明かされた。


3月23日放送されたSBS『強心臓』でジェシカが盗撮狂であることが明かされた。この日一緒に出演した少女時代ソニは「ある日控室で服を着替えていると,カシャッというシャッター音が聞こえたので見回したらジェシカが携帯電話のカメラでメンバーたちの着替える姿を取っていた」と公開した。


ジェシカは自分が撮ったその写真を見て一人でキャッキャ笑いながら大事な自分だけの思い出としておさめていると暴露した。ジェシカは一名メンバーたちの脱衣写真を集めた「ビョンシカ(変態シカ)コレクション」があると誇りながら満足げだった。

シカ様何かと変わった人だという印象はありましたが、まさかこれほどの変態だったとは…(良い意味で!)


K-POP界隈のブログなんかを見ていると、「91ライン」だとか「94ライン」だとかの話題や、音楽番組のエンディングでのグループ間の交流の様子など、アイドルグループ同士の横のつながりに対する関心は全般的にけっこう高いような印象があります。
しばらく前にはこのような素晴らしいまとめ記事もありました。この辺は基礎知識として押さえておきたいところ。
2009-11-09 - 鈴木妄想なんじゃもん : 結局誰と誰がどう仲がいいのだ


しかしながら、こんな画像こんな画像なんかを見てしまうと、ただの交友関係にとどまらずより妄想の翼を広げてもいいんじゃないだろうかとも思うのです。
個人的には、少し前からtumblr"Lily"タグを付けたりしてこういう部分にちょっと意識的に注目し始めました。
まだそんなに「証拠」があるわけではないのですが、特にSNSD ジェシDavichi ミンギョンの2人はかなり怪しいというか「素養」があるような気がしています(笑)
こういった側面もきっちりと押さえているDavichi Watcherさんは流石です(笑)
ショートムービーをいくつか・・・|ダビチ・ウォッチャー/Davichi Watcher


韓国のアイドルグループの場合、メンバー同士であれば宿舎で共同生活をしていたりという事情もありとかく妄想の材料には事欠かないはず。
なので、K-POPブログ界にも百合声優ブログ界における偉大な妄想紳士:ガラスのチキンハート氏のような高度な妄想を繰り広げてくれる逸材がそのうち現れてくれるのではないかと(おそらく僕だけが)期待しています。

Secretとイ・ヒョリの新譜における作家陣の選び方を比較して思ったこと

ほぼ似たような時期に活動を開始するということでこのところ共に注目が集まっているこの二者ですが、個人的には以下の「作家陣の起用方法」という点が対照的で興味深く感じました。


シークレットカムバック,歌で勝負する…「ヒット曲メーカー団結して」(韓国語記事)
参考:http://kpoptopics.tumblr.com/post/478430034


イ・ヒョリ アルバムにスター作曲家はいない?(韓国語記事)
参考:http://kpoptopics.tumblr.com/post/486615639


「デビューして間もなくまだそれほど人気が確立しているわけではない」というポジションのSecretが定評のある売れ線のヒットメーカーを揃えてきたのに対して、「K-POP界を代表する女性ソロ歌手」というポジションのイ・ヒョリがまだ名前がさほど知られていない新進気鋭の作家を起用してアルバムを制作したという構図。
前者に関しては、楽曲についてある程度安定的なクオリティーや完成度といったものを求めて、後者に関しては、上記記事の中にもあるようにまだ見ぬ「新しさ」の追求というのが起用の主な意図するところかと思われます。


ニューカマーが「新しさ」を前面に出して勝負しているのではなくて、キャリアのあるベテランが「完成度」を前面に出して勝負しているのではないというところがおもしろいんですよね。
なにかこういう構図が今のK-POPが維持している大衆消費文化としての絶妙なバランス感覚の1つの現れであるようにも思えます。
特定のコアな層に向けて過剰に先鋭的になるわけでなく最大公約数に向けて過剰に保守的になるわけでもなく、新しいトレンドを意欲的に取り入れていきながら大衆を惹きつけていくという、大衆消費文化がこういう条件じゃないと成立しないという部分が上手いこと満たされているなあと。


まあ一新参K-POPリスナーがこの一例から適当なことを言ってみただけなので、実際には単にイ・ヒョリのアグレッシブなアティチュード(ロキノン用語)が卓越しているだけなんじゃないか?という話のような気もしますが。


正直なところイ・ヒョリさんはもうアイドルという範疇ではないので、多少以前の曲は聴いていながらもそんなに熱心には注目していなかったのですが、逆にそれ故に4/1に公開された新曲"Swing"とそのMVはかなり衝撃でした。

Lee Hyori feat. LeeSsang - Swing


もうすぐ活動曲の方も発表になることと思いますが、あのティザー写真もきっと「Lady Gagaっぽいと思われる」という意図的な伏線になっているんだろうなあとかいろいろ考えてしまうぐらい期待しています。


Secretの方も新譜の出来が良さげですね。
個人的には特に"3年6ヶ月"のAcoustic Verが気に入ったので、この機会に編曲を担当している韓国ヒップホップ界の大物プロデューサーであるらしいLoptimistさんの曲にも是非一度触れてみてほしいところです。

Loptimist - Amnesia (Feat. Simon Dominic)

Honeyshの人がいつの間にかアメブロでブログやってた

K-POPが好きな人でも去年の夏頃に少しだけ活動していたHoneyshという女性デュオをご存じの方はそんなにいらっしゃらないのではないかと思いますが、個人的にはちょっと気になっていて新曲マダー?(・∀・)っ/凵⌒☆と思いながら時々Youtubeで検索していたりしていたんですね。
それでも去年の9月に出たデジタルシングル以降一向に新しい音源とか動画とか出ていないようなので、一体どうなっちゃったのかな?と思っていて、試しに「Honeysh」でググってみたところ―


Honeysh|ハン・ソンイ オフィシャルブログ「ソンちゃんのイ〜ブログ」Powered by Ameba


( ゚д゚)


なんか日本で活動するみたいです。(歌手活動ではない?)
ブログ見ると普通に日本語上手で驚きました。
「もうHoneyshの活動はしないんですか?」とかコメントで質問してもいいものなんだろうか?w


以前にも動画を貼ったことがありますが、とりあえず紹介の意味で改めて代表曲?の動画を貼っておきますね。

Honeysh - Shall I Get Married ? @Music Core 090815


Honeysh - Edge Girl